- 歩くと足首の外側がズキッと痛む
- 試合中にひねってしまい、腫れが引かない
- 「湿布だけで様子を見て良いのかな…?」
足関節捻挫は、スポーツはもちろん日常生活でも起こりやすいケガです。
しかし「軽い捻挫だから放っておいても治る」という誤解から、正しい治療を受けずに痛みが長引いたり、再発を繰り返す方も多くいらっしゃいます。
札幌市中央区・西18丁目の Do接骨院 では、
エコー検査 × スポーツ外傷に強い評価技術 を活かし、
“見逃しのない診断” と “再発しないための治療” を行っています。
本記事では、第1回として
「足関節捻挫の病態」と「整骨院で可能な診断方法」 をわかりやすく解説します。
足関節捻挫とは?
足関節捻挫の多くは、足首を内側にひねる「内反捻挫」で起こります。
このとき最も損傷しやすい靭帯が 前距腓靭帯(ATFL) です。
主に損傷しやすい靭帯
- 前距腓靭帯(ATFL):最も多い損傷部位
- 踵腓靭帯(CFL):ATFLより深部。重症例で損傷
- 後距腓靭帯(PTFL):強靭で損傷は少ない
- 三角靭帯(内側):外反捻挫で損傷。比較的まれ
軽い捻挫と思っていても、靭帯には細かな断裂(部分断裂)が起きていることが多く、適切な初期対応が回復を大きく左右します。
捻挫の重症度(グレード分類)
捻挫は大きく3段階に分類されます。
グレード1(軽度)
- 靭帯の微細損傷
- 歩行可能だが違和感が残る
- 腫れは軽度
グレード2(中等度)
- 靭帯の部分断裂
- 強く腫れる
- 荷重痛が強く、歩行困難のことも多い
グレード3(重度)
- 靭帯の完全断裂
- 歩行困難
- 不安定感が顕著
- 病院での検査が必要
→ 見た目だけでは判断が難しいため、“中等度以上を見逃さない評価” が非常に重要 になります。
整骨院で可能な診断・評価方法
Do接骨院では、以下の評価を組み合わせて
重症度・必要な治療・復帰時期を精度高く判断 します。
① エコー検査(当院の強み)
足関節捻挫において、エコーは非常に有効です。
- 靭帯の損傷度
- 腫れ・出血の範囲
- 骨の剥離(裂離骨折)の有無
- 関節内の炎症
これらが リアルタイムで確認できる ため、
「ただの捻挫ではなかった」というケースにもいち早く対応できます。
② 徒手検査(ストレステスト)
- 前方引き出しテスト
- ティルドテスト
- 不安定性のチェック
- 荷重時の痛みテスト
靭帯のゆるみ具合を確認し、
競技復帰までの安全性 を判断する大切な検査です。
③ 荷重・歩行評価
スポーツ選手から一般の方まで、
実際にどこまで荷重できるか は治療計画の要になります。
- 正常歩行ができるか
- 片脚立ちの安定性
- かばい動作の有無
- 足部アーチ機能の低下
初期治療の方針からリハビリの強度設定まで、この評価が基礎になります。
④ 足首以外の連動評価(Do接骨院の特徴)
捻挫は足首だけの問題ではありません。
- 股関節の安定性
- 体幹のコントロール
- 足部アーチ
- 走り方・着地のクセ
こうした“全身の連動”を評価することで
「捻挫を繰り返す根本原因」 を特定できます。
スポーツ外傷に強い当院だからこそ行える評価です。
整形外科との使い分け(受診が必要なケース)
以下に該当する場合は医療機関(整形外科)との連携が必要です。
- 歩けないほどの強い痛み
- 明らかな変形
- 重度の腫れ
- 裂離骨折の疑い
- 何度も捻挫を繰り返している
Do接骨院では必要に応じて 近隣クリニックへご紹介 し、
診断書・画像を共有しながら治療を進める体制を整えています。
Do接骨院の診断プロセス
- エコー検査で損傷部位を特定
- 徒手検査で重症度を判断
- 荷重・歩行評価で現在の機能を把握
- スポーツ・生活動作に合わせた連動評価
- 最短で競技復帰できる治療計画を作成
スポーツ外傷に強い柔道整復師が担当し、
回復から復帰まで一貫してサポートします。
まとめ
足関節捻挫は、
「軽いから放っておいてよい」ケガではありません。
初期の判断を誤ると、
- 痛みが長引く
- クセになる
- 競技復帰が遅れる
といったトラブルにつながります。
当院「Do接骨院」は、札幌市中央区・大通西16丁目のビル2階にあり、最寄りは地下鉄西18丁目駅から徒歩約2分です。
「西18丁目」「中央区」「大通西16丁目」という地名で検索されることが多いため、このエリアで安心して通える整骨院をお探しの方は、ぜひ当院をご検討ください。
当院は、Do Cliniciと連携し国家資格保持者による安心・安全な施術を提供しております。急性のケガや交通事故対応から慢性的な肩こり・腰痛、スポーツ障害・ラクリスを使用した身体のメンテナンスまで幅広く対応しております。
損傷組織の判断から運動機能の不良を判断し、要望に寄り添って痛みや不調のない身体を目指した治療を行います。

