こんにちは。札幌市中央区のDo接骨院です。
前回は、理学療法士がいる接骨院のメリットについてお話ししました。
今回は、私が日々の臨床で大切にしている考え方、
「”痛み”の原因を考えた治療」
というテーマについてお話しします。
■ 痛みには“原因のある痛み”と“繰り返す痛み”がある
一言で「痛み」と言っても、原因や状態によって適した治療は異なります。
- ✅ スポーツで捻った
- ✅ 重いものを持ってギックリ腰になった
- ✅ 転倒して膝を打った
こうした「明確な受傷のきっかけ」がある痛みには、運動療法ではなく物理療法や安静・固定がまず重要です。無理に動かすことで悪化してしまうケースもあります。
■ 急性期に必要なのは「物理療法」
当院では、急性期の痛みに対して以下のような物理療法を活用しています。
◉ フィジオソノ(超音波治療器)
→ 深部の炎症や腫れの抑制、筋肉・靭帯の回復促進に効果的。
◉ フィジオアクティブ(高周波治療)
→ 痛みの感覚をブロックしながら血流促進、深部の筋緊張にも対応。
◉ エスパージ(微弱電流治療)
→ ケガ直後でも使える、安全性の高い電気刺激。回復を早めます。
これらの物理療法は、厚生労働省や医療機関でも導入されているエビデンスベースの治療法です。
■ 「動かした方がいい」と言われたのに痛みが悪化した方へ
痛みが出てすぐの段階で「ストレッチしましょう」「トレーニングしましょう」と言われた結果、悪化してしまった方が多く来院されます。
まだ炎症が残っているのに運動をするのは、火がついている所に油を注ぐようなもの。
急性期は、まず鎮静と回復を優先するべきです。
■ それでも「根本改善」は必要
ここまで物理療法の重要性をお伝えしましたが、私が大切にしているのは**「その後の再発予防」**です。
痛みが治まったあとに、
- なぜそのケガが起きたのか?
- 体の使い方や筋力・柔軟性に問題はなかったか?
を分析し、必要があれば運動療法に切り替えていきます。
■ 痛みのフェーズに合った“正しい順番”が大切
- 痛めた直後 → 物理療法で鎮痛・炎症コントロール
- 痛みが落ち着いた後 → 運動療法で再発予防・動作改善
この流れが、私たちが大切にしている「根本改善」の考え方です。
■ 最後に|あなたの痛みに今、本当に必要なのは何ですか?
当院では、ただ電気をあてるだけ、マッサージするだけ、運動させるだけという治療はしません。
その人の状態に合わせて、“いま本当に必要なこと”を見極めて施術を行います。
札幌市中央区で、
- ケガをしたばかりの方
- 他院でなかなか治らないと感じている方
- 運動だけではうまくいかなかった方
は、ぜひ一度ご相談ください。
【次回予告】
次回は、慢性的な痛み・繰り返す不調に効果的な「運動療法」について、
理学療法士の視点からお話しします。
「なぜ運動療法が必要なのか?」「どういう人に合うのか?」を分かりやすく解説します。
当院「Do接骨院」は、札幌市中央区・大通西16丁目のビル2階にあり、最寄りは地下鉄西18丁目駅から徒歩約2分です。
「西18丁目」「中央区」「大通西16丁目」という地名で検索されることが多いため、このエリアで安心して通える整骨院をお探しの方は、ぜひ当院をご検討ください。
当院は、Do Cliniciと連携し国家資格保持者による安心・安全な施術を提供しております。急性のケガや交通事故対応から慢性的な肩こり・腰痛、スポーツ障害・ラクリスを使用した身体のメンテナンスまで幅広く対応しております。
損傷組織の判断から運動機能の不良を判断し、要望に寄り添って痛みや不調のない身体を目指した治療を行います。

