テニスのサーブで手首が痛い(TFCC損傷など)…グリップの握り方と手首捻挫の対策
「サーブでプロネーション(腕の内旋)を使った瞬間、手首にズキッと痛みが走る」 「フォアハンドでスピンをかけようとすると、手首の小指側が引っかかる感じがする」
テニスはラケットという道具を使ってボールを打つため、手首(手関節)に非常に強い衝撃と負担がかかるスポーツです。とくに手首の「小指側」に痛みが出る場合、それは単なる筋肉痛ではなく「TFCC損傷」や「手首の捻挫」といったケガの可能性が高いです。
札幌市中央区・西18丁目にあるDo接骨院(Do整骨院)では、こうしたスポーツ特有の関節の痛みに対して、専門的な評価と施術を行っています。今回は、テニスプレーヤーを悩ませる手首の痛みの正体と、正しい対策について解説します。
テニスで多い「TFCC損傷」とは?(医学的・運動学的な解説)
TFCC(三角線維軟骨複合体)とは、手首の小指側にある軟骨や靭帯の集まりのことです。手首の関節を安定させ、衝撃を吸収する「クッション」のような役割を果たしています。
なぜテニスで手首の小指側を痛めるのか?
テニスの動作において、手首を小指側に曲げる動き(尺屈)をしながら手首を捻る動作は、TFCCに強いストレスを与えます。 とくに以下のようなケースで発生しやすくなります。
- サーブ時の手首の使いすぎ: スライスサーブやスピンサーブで、無理に手首のスナップを効かせようとすると、インパクトの衝撃がダイレクトに小指側の軟骨に伝わります。
- ウエスタングリップでの厚い当たり: フォアハンドで極端に厚いグリップ(ウエスタングリップ等)を握り、手首をこねるようにしてワイパースイングを行うと、手首が不自然な角度で固定され、捻挫やTFCC損傷を引き起こしやすくなります。
- オフセンターヒットの衝撃: ラケットのスイートスポットを外した際の「ブルブルッ」とした強い衝撃の蓄積も、手首の組織を徐々に破壊していきます。
手首の痛みを放置した場合の恐ろしいリスク
「日常生活では痛くないから」と、テーピングでガチガチに固めて無理にプレーを続けるのは大変危険です。
- 慢性的な痛みに変わり治りにくくなる: 軟骨部分は血流が乏しいため、一度傷つくと自然治癒しにくいという特徴があります。放置すると、ドアノブを回したり、フライパンを持ったりする日常動作すら激痛になります。
- 手術が必要になるケースも: TFCCが完全に破綻してしまうと、保存療法(手術をしない治療)では回復が難しくなり、内視鏡による手術が必要になることも少なくありません。
当院(Do接骨院)での評価と施術アプローチ
手首の痛みに対するDo接骨院の施術は、痛い場所へのアプローチにとどまりません。「なぜその部分に負担がかかったのか」を全身の連動性から紐解きます。
- 腕全体から肩甲骨の動作評価: 手首を痛める方の多くは、手首だけでラケットを操作しています。前腕(肘から手首)の筋肉の過緊張や、肩・肩甲骨の動きの悪さを評価し、根本原因を特定します。
- 専門的な徒手療法: 理学療法士・柔道整復師の国家資格を持つスタッフが、硬く縮こまった前腕の筋肉を丁寧にほぐし、手首の関節のズレを正しい位置へと整えます。
- 身体の連動性を高めるリハビリ: 「手打ち」を防ぎ、体幹や下半身の力をスムーズにラケットに伝えるための身体の使い方を指導し、再発を予防します。
【おすすめの自費施術】深層筋膜にアプローチする「ラクリス」
当院では、手首や肘周辺の頑固な筋肉の緊張を素早く取り除くために、最新機器「ラクリス(自費診療)」を導入しています。 ラクリスは、施術者の手を通して微弱な電流を直接患部に届け、手技だけではほぐしきれない深部の筋膜を瞬時にリリースします。前腕部の疲労を劇的に回復させる効果が期待できるため、スポーツ外傷はもちろん、デスクワークによるひどい肩こりにお悩みの方にも大好評です。
整形外科と整骨院の「シームレスな医療連携」
手首の痛み(とくにTFCC損傷)は、骨の形状異常や軟骨の損傷度合いを確認するため、精密な検査が必要になる場合があります。
- 整形外科(クリニック): レントゲンやMRIなどの「画像診断」により、骨折の有無や軟骨の損傷度を正確に診断します。必要に応じて痛み止めの注射等も行います。
- 整骨院(当院): 筋肉や関節の機能回復に特化し、手技による丁寧なケアと、日常動作やスポーツ競技への復帰に向けた機能的なリハビリを行います。
当院は、Do-clinic(整形外科)と密な連携体制を構築しております。整骨院での評価で画像診断が必要と判断した場合は、速やかにクリニックへご案内が可能です。医療機関での正確な診断と、接骨院でのきめ細やかなリハビリを両立できるのが当院の最大の強みです。
日常生活での注意点と簡単セルフケア
手首の捻挫やTFCC損傷を防ぐための対策をご紹介します。
1. グリップの握り方を見直す
サーブ時は「コンチネンタルグリップ(包丁握り)」が基本です。厚いグリップのまま無理にサーブを打つと手首に極端な負担がかかります。また、ラケットを強く握りすぎない(インパクトの瞬間だけ力を入れる)ことも重要です。
2. 前腕(腕の筋肉)のストレッチ
プレー前後は、手首を手のひら側・手の甲側の両方に曲げ、前腕の筋肉をしっかりとストレッチしましょう。腕の筋肉の柔軟性が、手首の関節を守るクッションになります。
3. 身体を使って打つ
手打ちになっていることが多くの原因です。もう一度フォームを見直すことが大事になりますのでコーチなど他の人からもアドバイスをもらいましょう。
札幌市中央区・西18丁目周辺でスポーツのケガにお悩みの方へ
手首は繊細な関節だからこそ、早めのケアがその後のテニス人生を大きく左右します。
当院では、スポーツによるケガの治療・リハビリをはじめ、日常生活のつらい腰痛やぎっくり腰、交通事故によるむちうちの専門ケアまで、お一人おひとりの症状に寄り添った対応を行っております。
札幌市中央区(西18丁目・円山・桑園・市電通り周辺)にお住まいで、「最近手首に違和感がある」「早く全力でサーブを打ちたい」とお悩みの方は、我慢せずに「Do接骨院」へお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 手首用のサポーターを着けたままテニスをしてもいいですか?
A. 痛みが強い急性期はプレー自体を休むべきですが、回復期や予防目的であれば、小指側への過度な曲がり(尺屈)を制限する専用のサポーターが有効です。ただし、サポーターに頼りすぎると筋力が低下するため、リハビリと並行して使用することが大切です。
Q2. 治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 軽度の捻挫や筋肉の疲労であれば数週間で改善することが多いですが、軟骨が傷つくTFCC損傷の場合は、数ヶ月単位でじっくりと治療やフォーム改善に取り組む必要があります。焦らず計画的に進めることが完治への近道です。
Q3. スポーツのケガではない、ただの腰痛でも診てもらえますか?
A. はい、もちろん大歓迎です!当院には、デスクワークによる肩こり、慢性的な腰痛、突然のぎっくり腰の患者様も多く来院されています。また、交通事故に遭われた際のむちうち治療(自賠責保険対応)にも力を入れておりますので、どのような不調でもお気軽にお尋ねください。
文責:高橋由希(Do接骨院 院長)
- 資格: 理学療法士 / 柔道整復師(ともに国家資格)、日本テニス協会認定トレーナー、福祉住環境コーディネーター2級
- 経歴・実績: 大学病院および整形外科クリニックでの勤務経験を持ち、急性期の外傷治療から慢性期の保存療法、スポーツリハビリテーションまで、あらゆる部位・症状の豊富な臨床経験を有しています。現在は札幌市中央区のDo接骨院にて、医療と運動学の知見に基づいた「根本原因にアプローチする施術」を提供しています。
【Do接骨院(Do整骨院)からのご案内】 札幌市中央区(西18丁目、円山、西28丁目、二十四軒エリア)に位置するDo接骨院では、テニス中の手首の痛み(TFCC損傷)や捻挫など、スポーツによるケガの根本改善・リハビリを得意としております。スポーツ外傷にとどまらず、急なぎっくり腰や頑固な腰痛、デスクワークによる肩こりから、交通事故によるむちうち症状への専門的なケアまで幅広く対応しております。整形外科(Do-clinic)とスムーズな医療連携体制を整えており、安心のサポート環境をご提供。また、深層筋膜を効率よくケアする最新機器「ラクリス」を用いた自費診療も行っております。お身体の痛みや不調でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。

