ジュニアテニス選手に多い膝の痛み・スポーツ障害を防ぐために指導者・保護者が知るべきこと
「練習が終わると、子供が膝のお皿の下を痛がる」 「ダッシュやジャンプの着地で膝が痛むため、思い切りプレーできていない」
テニスに打ち込むジュニア選手(小・中学生)を指導されているコーチや保護者の皆様、お子様からこのようなサインが出ていませんか? 成長期のスポーツ選手にとって、膝の痛みは非常に身近なトラブルですが、「ただの成長痛だろう」と軽く見てしまうのは大変危険です。
札幌市中央区・西18丁目にあるDo接骨院(Do整骨院)では、日々多くの学生アスリートのケガの治療とリハビリを行っています。今回は、ジュニアテニス選手に多い膝の痛みの原因と、指導者や保護者が知っておくべき適切な対応についてプロの視点で解説します。
成長期のテニス選手に膝の痛みが起こりやすい理由
ジュニア世代の膝の痛みで最も代表的なものが「オスグッド・シュラッター病」や「ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)」です。これらは、医学的・運動学的に以下の要因が重なって発症します。
1. 骨の成長スピードに筋肉が追いつかない
成長期は、身長が急激に伸びる時期です。しかし、骨が長く伸びるスピードに対して、筋肉の成長や柔軟性のアップは追いつきません。その結果、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が常にピンと張った状態になり、筋肉の付着部である「膝のお皿の下の骨」を強く引っ張り続けてしまいます。
2. テニス特有のストップ&ダッシュ動作
テニスは、急激なダッシュ、急な方向転換、そして深く膝を曲げるローボレーなど、下半身に強い負荷がかかるスポーツです。未完成な柔らかい骨に対して、硬くなった太ももの筋肉が反復して強い力で引っ張ることで、骨の表面が剥がれそうになり炎症や痛みを引き起こします。
「ただの成長痛」と放置する恐ろしいリスク
「成長痛だから、身長が止まれば自然に治る」という誤解が、子供たちのスポーツ復帰を遅らせる原因になっています。痛みを我慢して練習を続けると、次のようなリスクが生じます。
- 剥離骨折(はくりこっせつ)への進行: 筋肉に引っ張られ続けた結果、膝の下の骨がポコッと出っ張ったまま完全に剥がれてしまい、手術が必要になるケースもあります。
- かばう動作による他部位のケガ: 膝の痛みを無意識にかばうことで、足首の捻挫や股関節の痛み、さらにはフォームが崩れて腰痛を引き起こす悪循環に陥ります。
当院(Do接骨院)での評価とリハビリの考え方
Do接骨院では、「痛い膝をマッサージして終わり」という対症療法は行いません。なぜ膝に負担が集中してしまったのかを全身から評価します。
- 全身の連動性の評価: 股関節が硬くないか、足首の柔軟性が低下していないかを確認します。股関節や足首が硬いと、その間の関節である膝が無理な動きを強いられるからです。
- 専門的な徒手療法とストレッチ: 理学療法士・柔道整復師の国家資格を持つスタッフが、緊張して硬くなった太ももやふくらはぎの筋肉を丁寧にほぐし、骨への牽引ストレスを減らします。
- 正しい身体の使い方の指導(リハビリ): 膝に頼らないステップの踏み方や、股関節(お尻の筋肉)を上手に使って衝撃を吸収する動作指導を行い、根本的な再発予防を目指します。
【おすすめの自費施術】早期復帰を支える「ラクリス」
当院では、試合が近いジュニア選手の早期回復をサポートするため、次世代のEMS機器「ラクリス(自費診療)」を導入しています。 特殊なグローブをつけた施術者の手から微弱な電流を流すことで、手技では届きにくい深層の筋膜や筋肉の張りを瞬時に和らげます。オスグッドの引き金となる大腿四頭筋の緊張を素早く取り除くのに非常に効果的で、スポーツ外傷だけでなく、保護者の方のひどい肩こりやぎっくり腰のケアにも大好評です。
整形外科と整骨院(接骨院)の補完的な役割
お子様が膝を痛がった際、まずは正確な状態の把握が必要です。
- 整形外科(クリニック): レントゲンやエコー検査による「画像診断」を行い、骨が剥がれていないか、他の病気が隠れていないかを医学的に診断します。
- 整骨院(当院): 筋肉の張りを取り除く手技療法や、スポーツへの安全な復帰に向けた機能的なリハビリテーション、身体の使い方の改善指導が得意です。
当院はDo-clinic(整形外科)と強固な連携体制をとっております。当院で評価し、骨の異常が強く疑われる場合は速やかにクリニックでの画像検査を手配いたします。医療機関との連携がスムーズなため、保護者の方にも安心してお子様をお預けいただけます。
指導者・保護者ができる日常の注意点とセルフケア
お子様の膝を守るために、ご家庭や練習現場でできるセルフケアをご紹介します。
1. 練習前後の入念なストレッチ
太ももの前(大腿四頭筋)と裏側(ハムストリングス)のストレッチを習慣化させましょう。とくに練習後はお風呂でしっかり身体を温め、筋肉の緊張を残さないことが最重要です。
2. 痛みがある時は「休む勇気」を持つ
「ちょっと痛いだけだから」と無理をさせるのは禁物です。痛みが強い時はジャンプやダッシュを控え、上半身のトレーニングや体幹強化にメニューを切り替えるなど、指導者側の柔軟な対応が求められます。
3. シューズのチェック
底がすり減ったテニスシューズを履き続けていると、足元のクッション性が失われ、膝への衝撃がダイレクトに伝わります。定期的にシューズの状態を確認しましょう。
札幌市中央区・西18丁目周辺でスポーツのケガにお悩みの方へ
未来あるジュニア選手が、ケガのせいでテニスを嫌いになってしまうのは非常に悲しいことです。早期に適切なケアと身体の使い方の改善を行えば、痛みなく思い切りコートを駆け回ることができます。
当院は、ジュニアのスポーツ障害はもちろん、大人の慢性的な腰痛や肩こり、急なぎっくり腰、さらには交通事故によるむちうちの専門施術(自賠責保険対応)まで、ご家族皆様の健康をサポートしております。
札幌市中央区(西18丁目・円山・桑園・市電通り周辺)にお住まいで、お子様のスポーツのケガや身体の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度「Do接骨院」へご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. オスグッド病と診断されました。完全に練習を休まなければいけませんか?
A. 痛みの程度によります。歩くのも痛い強い急性期は休息が必要ですが、当院で太ももの筋肉の張りを緩めたり、テーピングを行ったりすることで、練習量を調整しながらプレーを継続できるケースも多くあります。まずは一度お身体の状態を見せてください。
Q2. 子供でも「ラクリス」の施術を受けることはできますか?
A. はい、可能です。ラクリスは電気の刺激を細かく調整できるため、お子様でも痛みや不快感なく受けていただけます。むしろ、短時間で筋肉が柔らかくなるため、じっとしているのが苦手なお子様にも適した施術です。
Q3. 整骨院は、スポーツのケガ以外の相談もしていいのでしょうか?
A. もちろんです!当院は交通事故によるむちうちや腰の痛みに対する専門的なリハビリも得意としております。また、デスクワークによる肩こりや腰痛など、保護者の方ご自身のお身体のケアで通院されている方も多数いらっしゃいます。ご家族皆様でお気軽にご利用ください。
文責:高橋由希(Do接骨院 院長)
- 資格: 理学療法士 / 柔道整復師(ともに国家資格)、日本テニス協会認定トレーナー、福祉住環境コーディネーター2級
- 経歴・実績: 大学病院および整形外科クリニックでの勤務経験を持ち、急性期の外傷治療から慢性期の保存療法、スポーツリハビリテーションまで、あらゆる部位・症状の豊富な臨床経験を有しています。現在は札幌市中央区のDo接骨院にて、医療と運動学の知見に基づいた「根本原因にアプローチする施術」を提供しています。
【Do接骨院(Do整骨院)からのご案内】 札幌市中央区(西18丁目、円山、西28丁目、二十四軒エリア)のDo接骨院では、ジュニアテニス選手に多い膝の痛み(オスグッド病)や肉離れ、足首の捻挫といったスポーツによるケガの根本改善とリハビリを得意としております。また、スポーツ外傷にとどまらず、急なぎっくり腰や慢性的な腰痛、デスクワークからくる肩こり、交通事故によるむちうち症状への専門的なケアまで幅広く対応しております。整形外科(Do-clinic)とスムーズな医療連携体制を整えており、安心のサポート環境をご提供。さらに、深層筋膜を効率よくほぐす最新機器「ラクリス」を用いた自費診療も行っております。お子様のケガから大人のお身体の不調まで、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

