はじめに|「治りかけ」が一番危ない理由
筋肉のケガで多いのが、
**「痛みが減ってきた頃に無理をして悪化する」**ケースです。
- 少し動けるようになった
- 日常生活は問題ない
- もう治った気がする
このタイミングこそ、実は再発リスクが最も高い時期です。
第2回では、
**筋肉損傷の回復期に“やってはいけないこと”**を
組織治癒の流れに沿って解説します。
筋肉損傷は「治る途中」が一番不安定
筋肉の組織治癒では、
修復期〜成熟期の移行期が特に重要です。
この時期の筋肉は
- 見た目は回復している
- 痛みも軽減している
- しかし強度はまだ不十分
👉 表面上は治っていても、中身は未完成
という状態です。
【時期別】やってはいけないこと
🔴 炎症期(受傷〜数日)
この時期に多い間違い
❌ 痛い部分を強く揉む
❌ 無理にストレッチする
❌ 動かしたほうが治ると思い込む
▶ なぜダメ?
炎症期は、筋線維が壊れた直後。
ここで刺激を与えすぎると、損傷範囲が広がります。
👉 この時期は
「治すために何もしない」ことが最善の場合もあります。
🟠 修復期(数日〜2・3週間)
一番多い失敗が起こる時期
❌ 痛くないから運動再開
❌ いつも通りの仕事・スポーツ
❌ 強いマッサージ・自己流ケア
▶ なぜダメ?
修復期の筋肉は、
新しく作られたばかりの弱い組織です。
この段階で無理をすると
- 再断裂
- 治癒のやり直し
- 慢性痛への移行
が起こりやすくなります。
👉 「少し良くなった」は
**「まだ途中」**というサインです。
🟡 成熟期(3週間〜1・2か月)
油断しやすい時期
❌ ケアを完全にやめる
❌ ウォーミングアップを省く
❌ 痛みがない=問題なしと判断
▶ なぜ注意が必要?
成熟期は
筋線維の並びや柔軟性を整える時期です。
ここを雑に終えると
- 硬さが残る
- 動きの癖が残る
- 別の部位を痛める
といった二次トラブルにつながります。
「安静」と「運動」はどちらが正解?
患者さんからよくある質問が
**「動かした方がいいんですか?」**です。
答えは
👉 時期によって違います。
| 時期 | 考え方 |
|---|---|
| 炎症期 | 基本は安静・保護 |
| 修復期 | 軽い動きで回復促進 |
| 成熟期 | 正しい負荷で再教育 |
重要なのは
**「やる・やらない」ではなく「どの程度・どうやるか」**です。
Do接骨院(整骨院)の回復期治療の考え方
当院では
痛みの有無だけで判断しません。
- 組織の回復段階
- 動作時のクセ
- 周囲(関節・腱)との連動
を確認しながら、
今やるべきこと・やらないことを明確にします。
必要に応じて
- 電気治療
- 手技療法
- 段階的なリハビリ
を組み合わせ、
再発しにくい回復を目指します。
よくある質問(Q&A)
Q:痛みがなければ仕事復帰しても大丈夫?
A:仕事内容によります。筋肉の強度が戻っていない場合、再発リスクがあります。
Q:ストレッチはいつからOK?
A:修復期後半〜成熟期が目安です。強さと方法が重要です。
まとめ|「治りかけ」こそ慎重に
筋肉損傷で一番大切なのは
**「焦らないこと」**です。
- 痛みが減った=治ったではない
- 正しい順序を守る
- 必要な時期に必要な刺激を入れる
これが、
長引かせない・繰り返さない最大のポイントです。
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