目次
はじめに|靭帯損傷は「時期」を間違えると長引きます
靭帯損傷(捻挫)は
- 固定しすぎても回復が遅れる
- 早く動かしすぎても再発する
という非常に判断が難しいケガです。
重要なのは
👉 今がどの治癒段階なのかを理解し、それに合った対応をすること
です。
今回は、靭帯損傷を
①急性期 → ②回復期 → ③再構築期
の3つに分けて、固定・運動・治療の考え方を解説します。
靭帯損傷の治癒は「3つの時期」で考える
靭帯は血流が少なく、
筋肉よりも治癒に時間がかかる組織です。
そのため
「痛みが減った=治った」
ではなく、組織レベルでの回復を意識する必要があります。
① 急性期(受傷〜約1週間)
この時期の組織状態
- 靭帯線維の断裂・損傷
- 炎症反応が強い
- 腫れ・熱感・痛みが顕著
固定の考え方
- 不安定性が強い場合は固定が必要
- テーピングやサポーターで保護
- 無理な関節運動は避ける
👉 「動かさない勇気」が必要な時期
運動の考え方
- 原則として患部への積極的運動は行わない
- 痛みのない範囲での周囲関節運動は可
治療の目的
- 炎症のコントロール
- 二次損傷の予防
- 回復期へスムーズにつなぐ準備
② 回復期(約2〜6週)
この時期の組織状態
- 靭帯の修復が始まる
- ただし線維配列は未成熟
- 強度は正常の50〜70%程度
固定の考え方
- 常時固定は徐々に解除
- 動作時のみサポーター使用
- 関節の感覚を戻すことが重要
運動の考え方
- 可動域訓練を段階的に開始
- 痛みを出さない範囲での運動
- 筋力低下の改善
👉 「動かすけど、無理はしない」
治療の目的
- 関節可動域の回復
- 周囲筋の再教育
- 靭帯に適切な刺激を与える
③ 再構築期(約2〜3か月以降)
この時期の組織状態
- 靭帯線維が整列していく
- 適切な負荷で強度が向上
- 不十分だと緩さが残る
固定の考え方
- 原則として固定は不要
- スポーツ時のみ予防的に使用する場合あり
運動の考え方
- バランス訓練(片脚立ちなど)
- ジャンプ・切り返し動作
- スポーツ特異的リハビリ
👉 再発予防のカギとなる時期
治療の目的
- 関節安定性の獲得
- 動作の質の改善
- 捻挫グセの防止
よくある誤解と注意点
❌ 痛みがないから大丈夫
→ 靭帯は痛みが消えても治癒途中のことが多い
❌ 固定は長いほど良い
→ 固定しすぎは関節機能低下を招く
❌ 自己判断で運動再開
→ 再損傷・慢性不安定症の原因
Do接骨院の靭帯損傷への対応
当院では
- エコーによる状態確認
- 組織治癒段階に応じた施術
- 固定・運動・リハビリの適切な切り替え
を重視し、
**「その場しのぎではない回復」**を目指します。
まとめ|靭帯損傷は「時期別対応」が回復を左右する
- 急性期:守る
- 回復期:整える
- 再構築期:強くする
この流れを守ることで、
再発しにくい身体づくりにつながります。
文責 理学療法士 高橋由希
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